リポジトリの追加
今回はリポジトリ(パッケージの取得先)を追加してみます。
yumコマンドによるCentOS7のアップデートはこちら
はじめに
追加するリポジトリは下記の通りです。
・EPEL
FedoraのパッケージをRed Hat Enterprise Linuxやその互換ディストリビューションに使用するため有志の方が用意してくださっているリポジトリです。(感謝です)
詳しくはEPEL/ja - FedoraProjectよりご確認ください。
・IUS
Red Hat Enterprise Linuxやその互換ディストリビューション用の新しいRPMパッケージを提供するコミュニティです。(こちらも感謝です)
詳しくはIUS(英語)よりご確認ください。
・nginx
WEBサーバーであるnginxがEPEL、IUSに含まれていないので、個別にリポジトリを追加します。
予め知っておく事
リポジトリ追加後に"/etc/yum.repos.d"以下に各リポジトリの設定ファイルが生成されてリポジトリが有効な状態になっているので無効(enable=0)にします。
※意図しないパッケージのインストールを防ぐためです。
対象ファイル
epel.repo
ius.repo
nginx.repo
リポジトリのインストール
・EPEL
>yum install epel-release -y
・IUS
>rpm -ivh https://centos7.iuscommunity.org/ius-release.rpm
・nginx
>rpm -ivh http://nginx.org/packages/centos/7/noarch/RPMS/nginx-release-centos-7-0.el7.ngx.noarch.rpm
インストールしたリポジトリのパッケージを使用
>yum install -enablerepo={リポジトリ名} {インストールするパッケージ}
次回予告
公開鍵認証によるssh接続について
以上、リポジトリの追加でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。